シンジケート団

シンジケート団とは

シンジケート団とは、企業が行う大型の資金調達への融資を行う場合やIPOの際に発行される株式を引き受けるために結成される銀行や証券会社の団体のことを指します。例えば、融資の場合であれば、大手銀行などが主幹事(アレンジャー)となり、融資条件の検討や参加金融機関の決定・依頼、契約書の作成などを行い、企業とシンジケート団との調整を行い、融資の実行を行います。また、融資を行った後にはアレンジャーが資金の回収や契約の管理を行います。また、IPOなどにおける新株発行の場合、大手の証券会社や投資銀行が主に主幹事を務め、融資の場合と同様に、株の発行条件の決定や、参加金融機関の決定・依頼、株の募集・売出しなどを行います。

シンジケート団はなぜ結成されるのか

1)シンジケート団の結成理由

このシンジケート団を結成する基本的な考えは、リスクの分散です。大型の融資の場合、融資をした企業が倒産してしまった場合、融資を行った金融機関は大打撃を受けてしまいます。

そのため、仮に1社が倒産し、融資金額を回収できなかったとしても、銀行の経営状態に大きな影響を与えないために、複数の金融機関が資金を出し合って、企業からの大型の資金ニーズに応えようとしているのです。

また、IPOの際に企業が発行する株に関しても、1つの証券会社がその新規に公開された株を売却する場合には販路が限られるので売れ残りの可能性が生じてしまいます。そうしたリスクを回避するために、複数の証券会社が協力して新規に公開される株を市場へ売却しています。このように、シンジケート団はリスクの分散を行うために、金融機関によってしばしば結成されています。

IPOの場面では、主幹事の証券会社に注目を

2)主幹事証券会社に注目

IPOにおいてこのシンジケート団が結成された場合に注目をすべきなのは、どの金融機関が主幹事となっているのか、という点です。この主幹事とは、企業から直接依頼を受けた企業で、シンジケート団を構成する各金融機関にどれだけの株数を販売してもらうのかといったことを決めます。そして、一般的にIPOの場合は新規に発行する株数の80~90%程度を主幹事の金融機関が販売を担当し、その残りの10%を他の金融機関に販売を任せるといったことが起こります。つまり、利益を出しやすいと言われているIPO投資を行う際には、主幹事に選ばれている金融機関に口座を作り、投資を行うことが重要となるのです。そのため、IPO投資を行う際にはどの金融機関が主幹事に選ばれやすいのかをチェックしておく必要があります。

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